2023-07-03 第46回いちご俳句会(作品集) ポタージュの膜をつついて桜桃忌 白石ポピー 常連を迎ふ何代目かの熱帯魚 まめ 白桃の竜の傍で眠ったの 林達男 光らなくなつた蛍は焚べませう 白石ポピー 次々とゴスロリ集う木下闇 亀歩 夏至なのに真面目な猫はつまんない 観月 脱皮して蛇は少女になりたがる 観月 夕立を北欧メタルが巻き上げる まめ 快楽放つ月の広場が開くとき 林達男 裸子や背なの傷跡すいか割り 亀歩